香港は、世界トップクラスの金融機関が世界中から集まるアジアの金融センターです。香港島を九龍半島側からご覧いただきますと、高層ビル群の中にたくさんの企業の看板を見ることができるのですが、そのほとんどが銀行、保険会社、証券会社など、世界のトップクラスの金融関連企業のものばかりです。
30年前は、日本のメーカーの看板も多くみられましたが、その数もめっきり減り、日本の金融機関の看板に至っては、一つも見つけることができません。残念ですが日本の金融機関は、世界を相手に金融ビジネスができていないのかもしれません。
現在香港には内資・外資合わせて165の保険会社が進出しております。香港の保険会社は、保険業監管局(Insurance Authorities)により厳格に監督されており、過去に破綻した保険会社は一社もございません。そして香港の金融業界は、早くから自由競争が導入されておりますので、健全な競争原理の中で、より良い金融商品・保険商品が産まれやすいのが特徴です。
香港には、日本人が申し込み可能な保険商品がいくつかございますが、今回は台湾を含む海外在住日本人に限り申込が可能な保険会社をご紹介いたします。
Prudential Hong Kong(プルデンシャル香港)
日本には、プルデンシャル生命保険がアメリカから進出しておりますが、今日ご紹介するプルデンシャル社は、イギリス、ロンドンが本社のプルデンシャルです。社名は一緒ですが、両社は資本提携等は一切ない全くの別会社です。イギリスのプルデンシャルは、1912年のタイタニック号の沈没で、その保険請求に対する支払いもしていることでも有名です。
Prudential PLC
- 本社:イギリス・ロンドン
- 設立:1848年
- ホームページ:https://www.prudentialplc.com/
- S&P格付け:A
- ムーディーズ格付け:A2
- イギリス最大手の保険会社
- 総資産ベース世界第9位(2018年)
Prudential Hong Kong(プルデンシャル香港)は、Prudential PLCのアジア拠点として、1964年に設立し、生命保険、アセットマネージメントをアジアの顧客に提供しております。
米ドル建て貯蓄型保険「Evergreen Growth Saver Plus 2」
プルデンシャル香港が提供する「 Evergreen Growth Plus 2(以下EGSP2) 」は、貯蓄性の高い保険商品で、お子様の教育資金や自助年金作りなど、資産形成ツールとして非常にお勧めです。
- 保険料支払回数:1時払い、3/5/8/12年払い
- 保険料支払い方法:クレジットカード、海外送金
- 通貨:米ドル
想定利回り:保険料支払い回数や運用継続年数にもよりますが、年利3~5%前後を予定しております。
予定返戻率
支払回数 | 10年後 | 20年後 | 30年後 |
---|---|---|---|
一時払い | 140% | 280% | 564% |
5年払い | 117% | 233% | 465% |
特徴
EGSP2は終身保険ですが、途中一部解約が可能です。お子さまの教育資金やご自身の年金として部分的に解約・受取り、残りはそのまま運用することができます。
どんな方に向いているか
EGSP2の運用戦略は、株式に60%、債券に40%投資をします。元本到達予定時期を踏まえ、最低でも10年以上、可能であれば20年以上の運用期間をみていただくのがよろしいと思います。
日本の保険会社も米ドル建て貯蓄型保険を販売しておりますが、EGSP2の予定利回りを超えるような商品はまずないと思います。
海外在住日本人のみお申込可能ですので、是非海外在住中にご検討ください。商品詳細やご質問はお気軽に下記よりお問い合わせください。